我が家の教育体験



長女は中学1年に入学して2ヵ月後、長男は小学校6年生に進学してすぐの6月上旬という時期に、私たち家族はカナダ入りいたしました。 そしてトロント郊外の小さな街・オーロラに住むこととなり、彼らが入学したのは地元の Public School です。

学区制でしたので兄弟そろって地区の Elementary School に入学しましたが、9月始業のこの国には早生まれなんていう制度はなく、1月1日から12月31日までの一年間に生まれた子が同級生というスタイルの為に、3月生まれの息子は日本の学齢よりも一つ落とされて Grade5 から、娘は Grade7 からの入学となりました。 といっても入学したのは6月中旬でしたから、何日も通わないうちに長い長い夏休みに突入しちゃいましたけどね。

入学時に問題だったのは、その小学校には ESL (English as a Second Language) がないということだったのですが、学期末の何日間かを彼らの様子を見ていた先生方は 「この兄弟には ESL が必要だ」 と思ってくださったらしく、9月の新学年スタート時には我が子たち二人だけの為に ESL クラスを設けてくださったことには、本当に感謝感謝の毎日でした。


そして英語はサッパリだった娘は Grade8 の一年間を訳が判らぬままにノンビリと過ごし、これまた地域の公立 High School へと進学いたしましたが、義務教育期間ですので勿論無試験での入学でした。 ただ一つ、ラッキーともアンラッキーとも取れたのが、この年からオンタリオ州の教育制度が変わり、それまでの5年生が廃止となり4年間で卒業しなければならなくなったことでした。

これはイコール、high school の卒業時には 2学年同時に卒業 を迎えるという前代未聞の事態にも結びついていたわけでして、授業のカリキュラムなども前年までとは全く違ったものとなっていたり実験的な取り組みも含まれていたりするというのに、教育現場の先生方ですら州の Ministry of Education (=教育省) から通達が遅れているので判らない・・・ という事態が続発でした。

そんな我が家の経験してきたことを中心に、お気楽主婦が語るオンタリオ州での教育体験 を作成してみました。 が、これらはあくまでも我が家が駐在していた期間の実体験でして、その後には毎年のように訂正や修正が加えられていったものと思われますので、正確なところは該当 HP 等を参照して頂けます様にお願い申しあげます。


・ 学校概略 ・ 学校生活
・ 学期割りと成績表 ・ 勉強と試験
・ 授業内容 ・ 落第?
・ OAC・5年生の廃止 ・ ESL
・ 課外生活 ・ Parents or Guardians
・ 卒業・進学 ・ トロント補習授業校

 駐在生活中盤からの (2001.3-2003.3)
子供たちの様子をアップした −お気楽 Diary− はコチラです♪







【 学校概略 】


幼稚園にあたる Kindergarten は2年保育が一般的なのだそうで (我が家は未経験ですので、詳しくは こちら 等をご参照くださいませ)、Junior Kindergarten と (Senior) Kindergarten の two grades があります。 Kindergarten と Grade1 辺りまでは勉強するというよりも 「ありがとう」 がいえるとか 「年上の人を敬う心を持つ」 などといった基本的なことを中心に団体生活を送るのだと聞いたことがあります。

そして、これらも併設されている Elementary School や High School には、Public SchoolCatholic School があり、どちらも授業料は無料 (留学生となると話は別ですので要注意!) だし、教科書代などもかかりませんでした。 High School の入学時には Student Activity Fee や Physical Education Uniforms などといった揃い物に $60 くらいの費用を要する程度でした。 どちらも給食はありませんので、お昼はランチを持っていくか、学校内のカフェテリアを使う、或いは近くの店・又は自宅へ食べに行くといった具合です。

 BACK TO SCHOOLの −お気楽 Diary



もう一つ、授業料が無料ではない私立学校 Private School でも、州政府が認可している学校では High School 卒業資格を得ることができます。 リスト詳細は Private Elementary and Secondary Schools Ministry of Education で検索できるようですのでご参照くださいませ。


付け加えておきたいのが、カナダの学校制度のややこしさでして、地域によっては Grade1〜6 が Junior Public School、Grade7〜8 を Junior High School とか Senior Public School などという名前の学校で分けたりもするようなのですが、我が家が住んでいた地域では Grade1〜8 までを Elementary School と呼ばれる一つの学校で、その後の Grade9〜12 までを、これまた一つの High School で過ごすことができましたので、判りやすくて超ラッキーって感じでした。






【 学校生活 】


我が子たちが駐在生活中にお世話になったのは York Region District School Board と呼ばれる地域教育委員会でしたが、同じ School Board 下であっても学校ごとに独自なものがあったりもすると思われますから、我が家の体験が全てではないこともご承知おきくださいませ。


母の目からみて一番最初に驚いたのは、生徒は学校の掃除をしない!ということでした。 掃除は専門の業者が入るので、生徒は散らかし放題・汚し放題だったのは見ていて解せませんでしたが、そのようなお仕事をされる方々ですらストライキなんかしてくれちゃいますので、不衛生極まりないという一時期も見て参りました。

 ストライキ関連の −お気楽 Diary



それから卒業式はあっても始業式やら終業式といったものだけを丸々一日使うというような日はありませんので、授業時間は通年一定でした。 なのでスクールバスでの送迎も、時間が決まっているので親は楽でしたねぇ。

  


そのスクールバスは Elementary School だけでなく High School にもありましたが、好き勝手に利用するのではなく、年度始めに申し込みが必要でした。 だからといって、乗り降り時に点呼をとってくれるわけでもなかったので、入学直後には娘が帰りのバスに乗り遅れるという事件発生! バス停まで迎えに行ったのに娘が降りて来なかったので、ビックリして近所の日本人駐在員婦人にお願いして (当事、私は無免許でしたし、カナディアンにお願いするだけの英語力と度胸がまだ無かったので...(T_T)) 学校まで迎えに行ったなんてこともありました。

 通学関連の −お気楽 Diary



こうして初年度は二人ともバス通学でしたけど、2年目は High School に進学した娘は徒歩に、息子は自転車通学に切り替え、それぞれ近所の友達と誘いあわせて通っておりました。 が、困るのは厳寒の冬です。 1月の大雪の時や、2月に多かった体感温度が−20度を超える日などは、徒歩や自転車では自殺行為になりかねませんでしたので、そんな時には親が車を使って送迎することとなります。 これも私が無免許だった頃には、同級生のお母さんが運転する車に便乗させて貰ったものでした。 皆さん、とっても親切な方々ばかりでしたので、親も子も助けて頂いたことが多かったです。



 自転車についてアップしている −お気楽 Diary



新学年のスタート時には一年間の予定が掲載されたカレンダーや、マル秘扱いの子供たちの緊急連絡先等の情報を書き込んで提出する用紙、それから保険の申し込みなどといったレターも持ち帰ります。

また年度始めには必ず一人一人のポーズ付き写真を撮って、それを注文販売もしていましたが、家族の写真をお財布の中に入れて歩いたり、額に入れて家の中にギャラリーのようなコーナーを作ったりすることはなかった我が家の生活においては、大小がセットになった枚数の多いAやBのパッケージ (CA$35前後) なんて必要なわけでもなかったのですが、なんだかついつい Family Favorite とか Best Buy! というマークに釣られて申し込みしちゃったりもしていました。

 学校生活関連の −お気楽 Diary
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【 学期割りと成績表 】


新学年のスタートは9月の第1月曜日・Labour Dayの翌日から、12月のクリスマス休暇までです。
2学期は新年1月のクリスマス休暇明けから、3月の March Break まで。
3学期は3月末の March Break 明けから、6月の最終週までって感じでした。

レポートカード(=成績表)は日本と同様、学期末に持ち帰ってきます。 で、新学期にはそれに本人と親のコメントを添えて (英語力のない親にとっては、これがまた一苦労!) 学校に提出します。 評価方法については、Grade1〜6のは「A+」とか「B−」などといった方法で (実物はこちらを参照ください) 、Grade7〜8になるとパーセンテージの評価に変わります。

 学期割りと成績表関連の −お気楽 Diary







【 勉強と試験 】


ここでは6歳〜16歳までが義務教育期間ですので、公立高校に通うのであれば日本のような高校受験もありませんし、大学への進学時にも特別な試験もなく入学可能です。 そのかわり Grade11 と 12 の成績が進学時に反映されますので、high school の後半は将来を見据えた選択が必要となってきますし、マークも目指す学校に見合った数字を残していかなくてはなりません。

 勉強と試験関連の −お気楽 Diary



また High School を卒業するためには30単位 (必修18+選択12) を履修する必要があります。 またGrade10の秋に行われる統一テスト (Grade9までの目標達成度を見るもの) に合格しなくてはならないという難関も用意されていました。 テストの結果は、Complete (=完了) またはIncomplete (=未完了) という形で、翌年2月ごろになって通知が届きました。 1回目のテストで不合格の生徒は再度受験する事ができるらしいですが、幸にも我が家の場合は、娘は "試験免除" でしたし、息子は "Complete" を頂きましたのでヤレヤレでした。 他にも、卒業までにボランティアを "40時間という必修時間" 分しなくてはならないという課題もありました。

     娘がボランティアをさせて頂いたのは  → JCCC 内のサマーキャンプ
     息子がボランティアをさせて頂いたのは → Ontario SPCA

 ボランティア関連の −お気楽 Diary



まだまだ英語力には問題がある子供たちが High School に進学したときに、確実に履修単位を取得する為に選ぶのが Music です。 うちの二人も選択しましたが、こちらの音楽の授業は日本の "それ" とはチョイと違って、主に "ひとつの楽器をものにする" ことに力を入れているような気がします。 これは既に Elementary School 時代の授業から始まっていましたので、娘は迷わずフルートをチョイス。 息子は最初はクラリネットだったのに、High School に入ってからはトランペットに変更。 楽器はレンタルも用意されていましたが、我が家は "良い思い出にもなるだろうから" ということで購入。 二人とも、授業だけでなくMusic Band にも参加していましたので、まあ一応は買った甲斐があったかな? って感じでした。



 Music 授業関連の −お気楽 Diary



ところで York Region District School Board の Secondary や High School では、殆どの学校が Semester 制を採用していました。 娘が入学したときには Non Semester だった Aurora High School でも、2年後に息子が入学するときにはこの制度が敷かれた程です。

Semester 制とは、9月から1月末までの First Semester で4科目、2月から6月までの Second Semester で更に4科目を学習するといった具合に、一年間で8科目を学習するよりも生徒にとっては楽 (という噂でした) なシステムでもあるようです。

ちなみに Non Semester の場合のタイムテーブルは、8教科を2分したものが交互に続き、 Semester の場合だと毎日同じ4教科を半年間続けるといった具合でした。

 Semester 関連の −お気楽 Diary







【 授業内容 】


カナダの第二国語であるフレンチは Grade6 からでしたので、息子なんぞはカナディアンと一緒になってフランス語の授業にも出ていたようです。 が、覚える気がなくて頭に入らないのは息子だけでなく、カナディアンの同級生たちも一緒のようでしたから、出来の悪さは問題にならずラッキーでした。

が、本来はこのフレンチの時間を使って ESL の授業を受けるものだという話も聞きました。 まあ学校の事情もあるのでしょうから、うちは流れに任せていましたけどネ。

日本では聞いたことがない授業として "コープ" という科目がありました。 これは "実習教育" を意味し、授業と職業体験とを合わせて単位を取得するため、お金も稼げるというわけです。 この教科の存在は、日本のように親が大学進学費用を前面的に出資してくれちゃうような国には存在しにくいものとも思われましたが、実際に High School くらいになると同級生の誰もが放課後に仕事やバイトを持っていたりしますので、どこへ買い物に行っても子供たちの友人に出会ったりしたものです。

これは大学に進学してからも同様でして、娘が進学したトロント大学においても Scarborough Campus などはコープを選択する生徒が多いところだと聞きます。

 コープ・同級生のバイト関連の −お気楽 Diary



また High School に上ると、正規の授業の他にサマースクールやナイトスクールという、夏休みや夜間を使って単位を取得できる用意がされていたりもします。 学期中に落としてしまった科目や、授業時間だけでは卒業までに間に合わないなどといった単位を履修することが出来るようでした。






【 落第? 】


各科目毎に50%以上の成績を必要とします。 成績評価は70%は通常テストから、30%は学期末テストやプレゼン・エッセイ、宿題などの提出状況、それから出席率などが加味されるらしいです。 つまりは提出物や宿題をキチンとこなして、欠席せずに通学すればかなりなポイントを稼げるということでもありますよね。

とはいっても、やはり英語力によっては付いていけない子供もいて問題になったのでしょうか、2002年辺りからは入学時の学年を決めるために "教育委員会の方や校長との面談 and テスト" が必要になったと聞きました。 この評価によっては1学年落としてスタートするようなことになったりもするわけなのでしょうが、こうした決断が下された時って子供よりも親の方がショックを受けるような気がします。 実は我が家にも1度だけ、そんな出来事があったのですよ。

それは Grade7 からカナダでの学校生活をスタートさせた娘が、わけのわからない数日間を無事に (?) 過ごし "今日は修了式" と日でした。 帰ってくるなり心配そうに 「担任の先生が、貴方の教科書は来年も使うからここに置いていきなさいって言ってたみたい」 というのです。 当事は全くと言ってよいほどに学校のシステムを把握できない母 (=私) がこれを聞いて思ったのは 「それって来年度も同じ教室で、同じ学年をやれってこと?」 ということでした。 でもまあ英語が全く判らないのだから、勉強に付いていけないのなら、それも仕方ない ・・・と腹を括って9月の新学期を迎えたのでしたが、彼女は普通に Grade8 のクラスに迎えられたようで拍子抜けしたものです。

これは多分、"カナダでは学校の教科書は個人で購入せず、皆の共有物として扱う" というところから発した誤解だったと思われます。 しかも万が一、落第に値するような成績の科目があったとしても、"その教科だけを翌年も学習する" という形式の落第はあれど "全ての教科をもう一年学習しなくてはならない落第はない" と近所のお母さんに笑い飛ばされてしまいました。 でも長い夏休みの間中、なんとなく気持ちのどこかに引っかかっていたことは確かでしたから、(最初の話に戻りますけど) スタート草々に1学年落として入学することになった親御さんのお気持ちは複雑かもしれないとお察し申し上げますデス。






【 OAC・5年制の廃止 】


娘が High School に入学した年である1999年から、それまで5年制を布いていたオンタリオ州も他州や他国に合わせて4年制にすることを発表! これによって娘たちの学年 (1985年生まれ) から "4年制の新カリキュラム" がスタートすることになりました。 つまりは "13年生 or OAC" と呼ばれていた "大学進学コース" は廃止され、2003年度に最後の卒業生を送り出すことになったわけですが、イコール、2003年には新制度の4年制教育の授業を受けてきた生徒 (娘も含む) も卒業するという Double Conhort という事態が発生することになったわけです。

当然、大学側が受け入れ態勢を整えるのも大変そうでしたし、教育の質なども論議されていたようです。 結果、その年の進学を見送る者や、他州へ出願したりする者も多かったと聞きました。 なにしろ大学側は "入学の選考基準である平均点を上げる" との噂が飛び交いましたから、卒業生たちだけでなく、多くの親も困惑していたに違いないのでした。

幸い・・・というか運良く・・・というべきか、娘のアベレージはギリギリ志望校に到達しておりましたので無事に進学することができましたが、入学許可証が郵送されてくるまでは不安でしたっけ...



 Double Conhort 関連 −お気楽 Diary







【 ESL 】


苦しい財政事情からでしょうか、どんどん縮小 and 廃止の方向にあるようでしたが、我が子たちが在籍中は、早朝からの上級生による宿題サポートとか、休み時間や放課後を使ってのマンツーマン方式による個人的なサポートなど、英語を得意としない国の子供たちにも配慮は続けられていました。 時期的にラッキーだったのかもしれません。

というのも、我が家の駐在中には既に " Elementary School では高学年にならないとESLを受けられなくなった" という話も聞いていたからです。 その後がどのように変化していったかは、調べる気もなかったので不明であります。

 ESL関連 −お気楽 Diary







【 課外生活 】


日本で学校生活を送っていたら、間違いなく塾だの受験勉強だのに追われていただろう子供たちですが、この国に受験というものが存在しませんでしたのでプレッシャーはゼロ? とも思える学園生活でした。 が、普通の駐在員のお子さんたちは、最初から "高校あるいは大学受験を機に日本へ帰国する予定" のお宅が多かったですから、日本の塾と同じような "数学教室" 通いや、日本からの通信教育を受けていたようです。

 家庭教師関連 −お気楽 Diary



ですが我が家の場合には、最初から "こちらの大学に進学しちゃってもいいかも?" というような意向があった為か、子供たちが学校以外の勉強は英語力を上げる為の家庭教師だけで十分だというので、それ以外の部分ではお気楽ムード一色でしたよ。 特に息子は、頭のなかには遊ぶことしかないんじゃ〜ないかと思えるくらいに遊び呆けておりましたもの。 まあこれが将来的には、どのような影響がでてくるものやら判りませんがね。

 子供たちの放課後の様子 −お気楽 Diary
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こちらでは16歳になると車の免許を取得することができるのですが、ペーパーテスト合格後には Driver Education という "路上試験を受ける前の教習プログラム" を High School で受けることができます。

 Drivers Licence 関連の −お気楽 Diary







【 Parents or Guardians 】


日本では当たり前のように存在していたPTAという組織はありませんでした。 もちろん、それにかわるような機関はありましたけど、役員の押し付けなんてものは存在せず、年度始めに募集のお手紙が届いたり、手助けを必要とするような事態が発生したときにはボランティアを募ったり・・・という程度。 ですが親の発言力は強くて、もしも担任が自分の子供に合わないと思ったら、学校側に交渉すると変えてもらえるという話も聞いたことがあるくらいです。

ところで、Elementary School のときは先生との面接は日中でしたけど、High School ともなると学校行事の大半が夜に催されておりました。 が、どちらにしても父親の参加率は高くて、夫婦で来ている家庭をとても多くみかけました。 学校への送迎も、「どうしてこんな時間なのに、こんなに沢山の父親が来れるわけ?」 と驚くくらいでしたよ。 共稼ぎの家庭が多いからなのか、日本とは違った就業規則があるからなのか、それとも家族に対する考え方の違いなのか...といった具合に、様々な原因が考えられて結論はでませんでしたけどね。

 保護者関連の −お気楽 Diary







【 卒業・進学 】




Elementary School で2回、High School で1回、計3回の卒業式を体験して参りましたが、日本のような "悲しい別れ" 的な雰囲気になることはなく、最後まで親も子も、晴れ晴れとした気分に包まれているって感じでした。

子供たちは、この日のために何日も前から準備をして、目一杯オシャレを楽しんでいるのが印象的でした。 日本の中高生は "かわいい" と思われたい風潮があるように私には思えるのですが、こちらでは時には背伸びしすぎているのでは? とも見えるくらいに "大人びた" 子供たちが殆どでしたよ。 単純に考えれば "甘ったれているような年じゃない" と自覚しているってことかな? なーんて、私は勝手に解釈しておりました。

そして、こちらの卒業式では各科目ごとに "優秀な成績だった生徒を表彰" したり、学年で最優秀だった生徒が壇上にあがってスピーチしたり、式典の終了後にはダンスパーティーがあったり...と、どれも日本とは大きく違ったところに目的があるように強く感じました。 生徒代表が "送辞" や "答辞" を読むのでもなく、皆が同じスタイルで "かしこまって卒業証書をうけとる" でもなく、未来に向かって羽ばたく子供たち一人一人を激励するところに力を入れているというような雰囲気でした。
(うーん、どうも感じたことをうまく言い表せていない気がするのですが、ご勘弁くださいまし!)

 


 卒業・進学関連の −お気楽 Diary
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【 トロント補習授業校 】


「海外に長期在留した後、本邦に帰国する海外勤務者等の子女に対し、帰国してから適応できる学力の維持、増進を図るために、日本語による教育をすること」 を主たる目的にしている "トロント日本商工会" によって設立された学校 (The Japanese School of Toronto Shokokai Inc.) だそうです。
我が子たちも週一回・毎週土曜日に通学していました。 が、勉強しにいくというよりも、日本語でコミュニケーションがとれる仲間と遊ぶために通学している・・・といった感が強かったですけどね。

もともとは駐在員の子供たちを対象にしていた学校も、最近では "永住者を持った日本人家庭のお子さん" や "日本語を話す中国人家庭のお子さん" なども増えてきていると聞きました。 我が子たちのように、卒業してからも相変わらずお世話になっていたりする生徒もいたりしますので、先生方の気苦労は、ますます増えつつあるのでは? と、陰ながら気にしているような次第であります。



 トロント補習授業校関連の −お気楽 Diary
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